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【ネパール】個人で行くABCトレッキングの手続きや費用、行きかたのまとめ【完全ガイド】

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ネパールにある人気トレッキングコースであるABC(Annapurna Base Camp)に行ってきたので、行きかたと実際にかかった日程とコースを紹介する。

ネパールでは「アンナプルナベースキャンプ」と長い言葉を使わずとも「エービーシー」と言えば誰もがわかってくれる。

 

カトマンズからポカラへ

カトマンズとは

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ネパールの首都であり、最大の都市である。国際空港があり、ネパールの玄関である。

カトマンドゥとも呼ばれ、僕はドゥ派である。

人口は100万人以上。

5つの山に囲まれており、カトマンズ自体も標高1400mと高い。3月に行ったが、その時は寒さや酸素の薄さは感じなかった。

中心部にはお土産屋さん、アウトドアショップ、レストランがたくさんある。

 

ポカラとは

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ポカラはネパール中部にあるカスキ群の群都で、人口26万人で、国内第2位である。

カトマンズから西に200km、標高800m。カトマンズから国内線の飛行機で30分ほど。

美しい山並みが街中から見ることができ、街中にも美しい湖がある。

ネパールのリゾート地であり、トレッキングの基地である。

カトマンズよりも静かでキレイな街だ。

ポカラ大好き。個人的には世界トップクラスに好きな街だ。

 

バス移動

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まずはABCトレッキングへ行くための拠点となる街「ポカラ(Pokhara)」へ行く。

カトマンズからポカラへはバスで7〜8時間ほどだ。

宿泊していたホステルヒマラヤ(Hostel Himalaya)でバスを予約してもらって行った。

ホステルヒマラヤの場所: Google マップ

カトマンズのほとんどのホテルでポカラ行きのバスを手配してくれると思う。してくれない場合は街中の旅行代理店へ行こう。(US$7~10が相場。)

バスはUS$7で、乗り場は宿から徒歩5分のところのガソリンスタンド前だった。僕が乗るときにはほぼ満席だったので、街中の他にもバス乗り場が点在するのだろう。

バス停場所:Google マップ

朝7時にバスに乗る。バスは思ったよりもしっかりしていた。

なかなかの数のバスが崖横を走る。ハンドルを切りそこなえばゴロゴロと転がってしまう。

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途中2回休憩をはさみ、ポカラへ着いたのは15時くらいだった。

ポカラの到着場所:ツーリストバスパーク

Google マップ

カトマンズへ戻るときもこのバス停から乗ることになる。

 

TIMSとACAP

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TIMSとACAP。ABCに行く前にこの2つを取らなくてはならない。持たずに行くと、ペナルティで倍額払うことになるらしい。

TIMSとは

ネパールトレッキング協会が発行する登山許可証で、Trekkers Information Management System Permit の略である。

発行時に2000ルピー(2000円)が必要。

 

ACAPとは

アンナプルナ保護地域に入るための許可証で、Annapurna Conservation Area Project の略である。

発行時に2260ルピー(2260円)が必要。

 

記入例 

コースや登山開始~終了までの日を書かないといけない。だいたいの日程でOK。

コースは「Kimche to ABC」と、かなりおおざっぱに書いてOK。

登山日は少しくらい書いた日よりオーバーしようが早く帰ってこようが問題ない。

 

取得場所

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ACAP Permit & TIMS Counter

ポカラに到着したツーリストバスパークの近くにある。

ポカラで上記2つが取得できる場所:Google マップ

 

発行時に必要なもの

・お金

・パスポート

この2つさえ持って行けば発行してくれる。

写真は4枚必要だが、この場で無料で撮ってくれるので心配ない。海外旅行保険証も持って行った方がいいが、必須ではない。

 

ポカラから登山口へ

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TIMSとACAPを手に入れたらさあ出発だ。

登山口はいくつかあるようだが、僕が行ったナヤプル(Nayapul)、キムチェ(Kimche)への行きかたを紹介する。

ポカラにある「バグルンバスパーク(Baglung Bus Park)」から「ナヤプル」「キムチェ」のバスが出ている。

バグルンバスパーク場所:Google マップ

ポカラ街中からタクシーでそこまでいくのであれば300ルピー(300円)ほどだろう。

 

ポカラの街からバグルンバスパークへ

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タクシーは高いので、ここではバスで行くことをおすすめする。

ポカラの街中から直接「バグルンバスパーク」までいくバスはおそらく無いが、バスの乗り方や乗り換えも非常に簡単なのでぜひ乗ってほしい。

1度乗ってしまうと、乗り合いタクシーと思えるほど使い勝手が良い。

 

街バスはどこでも乗れる

バス停でなくても好きなとこから乗れる。

運転手とは別にハンターと呼ばれる(僕が勝手によんでいる)スタッフがいる。そいつが常に乗客を探しているので手を上げればどこでも停まってくれる。

写真のようにバスという感じのもあればその下の写真のようにバンのようなのもある。

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ハンターは乗客の乗車賃回収も行うので、ハンティングしていない瞬間もある。その時は運転手に向かってアピールすれば停まってくれる。

 

安い

1回15ルピーか20ルピー(15円か20円)だ。何回か乗ったが、それ以上とられたことはないので20ルピー札を用意しておけば間違いないだろう。15ルピーであればおつりが来るし、20ルピーであればおつりは来ない。

乗ってから少ししたら、ハンターが乗車賃を回収しにくる。

 

ルートがわからなくてもいい

ルートがわかるはずもないのに乗れるのは、どこでも降りられるからである。

行きたい方向のバスにとりあえず乗る。交差点で、違う方に曲がったら降りますと言って降り、交差点を渡って行きたい方向へ歩き、その方向へ向かう違うバスが来たらそれに乗るという方法だ。

乗り方を覚えてしまうとタクシーに乗るのがバカバカしくなるほど、バスは安く便利に乗れる。

 

バスの乗り方から話をバグルンバスパークまでの行きかたに戻そう。

街でバスをつかまえて、ハンターに「バグルンバスパーク」と言うと、「ゼロキロメーター(Zero Kilometer)」で乗り換えろと言われる。

ゼロキロメーターとは交差点の場所だ。

ゼロキロメーター場所:Google マップ

そこに着くとハンターが乗り換えろと教えてくれるので、バスを降りる。

そこを降りるとバグルンバスパークへのバスが待っている。待っていなくてもバグルンバスパークの方へ歩いて行き、バスが来たらそれに乗り、バグルンバスパークと言えばそこで降ろしてくれる。

バグルンバスパークでナヤプルかキムチェへ行きたいと言うと、そのバスを教えてくれ、連れて行ってくれるはずだ。

 

ゼロキロメーターからキムチェ

上記で「行ってくれるはず」と言ったのは僕がバグルンバスパークから行っていないからだ。

実はゼロキロメーターで乗り換えようとしたら、おじさんが来て

「こっちは直接ナヤプルまで行くぞ。こっちに乗れ。」

となかば強引にバスに乗せられたのだ。時間が合えば、ゼロキロメーターからいっきに「ナヤプル」か「キムチェ」まで行ける。

ちなみに僕がゼロキロメーターに着いたのは午前7時ごろで、そこからキムチェ行きのバスに乗り、キムチェ着は11時頃だった。

 

バス料金

ゼロキロメーターからナヤプルが150ルピー(150円)。ナヤプルから開始したい人はここで降りればいいだろう。

僕はその先のキムチェまで行った。ナヤプルからキムチェまでが250ルピー(250円)。

つまりポカラ市内からキムチェまで420円で行けるのだ。

 

キムチェまでのまとめ

・市内バス→ゼロキロメーター→キムチェ

・市内バス→ゼロキロメーター→バグルンバスパーク→キムチェ

以上の2通りのうちのどちらかで行けるだろう。

 

登山日程 

僕がどういう日程でABCまで行ったかを紹介する。

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1日目

キムチェ(Kimche)→チョムロン(Chhomrong)

 

2日目

チョムロン(Chhomrong)→ドバン(Dovan)

 

3日目

ドバン(Dovan)→ヒマラヤ(Himalaya)

 

4日目

ヒマラヤ(Himalaya)→MBC

 

5日目

MBC→ABC

 

6日目

ABC→バンブー(Bamboo)

 

7日目

バンブ(Bamboo)ー→ジヌ(Jhinu)

 

8日目

ジヌ(Jhinu)→トルカ(Tolka)→ポカラ(Pokhara)

合計8日間の登山となった。3日目がやたらと短かったり、ABCに1泊してみたりとのんびりの工程だった。

なんせ僕は年間365日も休みがあるスーパーニートなのだから。日ごとの詳細は後日書こう。

天候や体調に左右されるが、早い人は4、5日ほどで帰ってくるらしい。

 

次回の工程

もし僕が次回行くならと工程を組んでみたので、これを見ていこうと思った方はこちらを参考にしてほしい。

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1日目

キムチェ(Kimche)→ジヌ(Jhinu)

 

2日目

ジヌ(Jhinu)→バンブー(Bamboo)

 

3日目

バンブー(Bamboo)→デウラリ(Deurali)

 

4日目

デウラリ(Deurali)→MBC

 

5日目

MBC→ABC→ドバン(Dovan)

 

6日目

ドバン(Dovan)→ジヌ(Jhinu)

 

7日目

ジヌ(Jhinu)→シワイ(Siwai)→ポカラ(Pokhara)

もし次回いくならこんな感じで行くだろう。以下にポイントをまとめた。

 

ポイント1

4日目のデウラリからMBCが1番きつい道だったので、ここは一区間だけ前進でもいいだろう。

 

ポイント2

今回ABCに泊まったことで夜中、高山病と思われる頭痛に苦しんだので、次回は泊まらない。

 

ポイント3

帰りのジヌは絶対。なぜならここには天然の温泉があるからだ。虫など浮いていて、決して湯はキレイではないが、ずっとシャワー無し(浴びると冷えるから)で登山を続け、最後に入る温泉は格別だ。

 

ポイント4

帰りはランドルック・トルカ方面ではなく、シワイか元来た場所のキムチェへ。

帰り、長距離を歩いて帰りたい人はランドルック方面でもいいが、2日は工程が伸びると思ってよい。僕は運よく途中で仲良くなったポーター(運び屋)と一緒にジープに乗せてもらえたが、あのポーターに会わなければ2日は余計に歩いていただろう。

シワイやキムチェだとポカラ来たバスがあるのでそれに乗れるはずだ。

 

服装

最後に服装。

登山靴

僕は普通のランニングシューズのようなもので行った。僕が行ったので、行けないことはない。しかし、次回いくなら絶対に登山靴を買っていくだろう。危ない。コケるは足ひねるは。軽くだから良かったものの、ひどくひねったりしていたら歩けなくなっていたところだ。

 

ストックやトレッキングポールと呼ばれている杖。これはあったほうが絶対にいい。

もし使わないのであれば、皇潤、グルコサミン、もしくは鮫肝ポセイドンを持って行かないと、膝の軟骨がなくなってしまう。

ここではサプリメントよりも杖をすすめる。

杖に加え、脚をサポートするタイツのようなものも有効だ。

 

防寒

寝袋は無くてもよいと思うが、フリースや厚めのダウンは必須。ユニクロのウルトラライトダウンでは太刀打ちできない。歩いているときは重くて腹立たしいが、寒い夜にはそのことを忘れさせてくれるだろう。

僕は途中、あまりの寒さに耐えかねて、ダウンジャケットとスボンを1着ずつ買った。

服や靴が売っているのはバヌワ(Bhanuwa)というところが最後なので、装備に不安があるならここで絶対そろえよう。バヌワはチョムロンとシヌワの間にある。

僕はこのバヌワで買おうと思ったが、色やサイズが気にくわず、買わなかったところ、その日の夜に寒くて激しく後悔した。凍えながら、次は何色でもサイズが合わなくても買おうと思った。

僕は運よくその先のバンブー(Bamboo)で個人的におじさんに売ってもらった。

 

お金

お金についていくらかかるかを紹介する。

宿はだいたいどこも200ルピー(200円)ほどで泊まれる。しかし、食事が高めで、1食500ルピー(500円)ほどはみておいたほうがいいだろう。

宿と食事3回に加え、水や移動中に食べることのできるお菓子を途中で買うことになると思う。

多く見積もって、1日3000ルピー(3000円)あれば問題なくいけるだろう。

7日間で帰ってくる予定であれば、7×3000=21000ルピー(21000円)持って行けば間違いなく足りるであろう。

しかしこれは山の中だけであり、登山口までの移動やお土産代は含まれていない。また、装備不足で防寒具を買ったり、天候により足止めなどをくらう可能性もあるので、ここでは目安として1日3000ルピー(3000円)ということを憶えておいてほしい。

 

余計な荷物

登山へ行く前に余計な荷物はポカラの宿で預かってもらうのがいいだろう。僕が泊まった宿は無料で預かってくれたが、多分どこの宿もそうだと思う。

ポカラで泊まった宿:

ここのオーナーは今まで泊まった宿の中で1番いい人だった。

 

持って行って良かったもの

ポカリの粉。普通の水を飲むよりもはるかに体にしみこむ。

 

まとめ

かなり長々と書いたが、かなりポイントを押さえたものだと思う。途中の道なんかは住民に聞けば教えてくれるし、地図を買っていけばいい。

あとはこのブログで何度も紹介いているアプリ「Maps Me」があれば完璧だ。僕は一応紙の地図は持って行ったが、ほぼアプリだった。

www.alaltravel.net

ただし、なにがあるかわからない山において、紙の地図は必須だとここで注意しておこう。

かなりきつかったが、結果的に素人の僕でもガイドなしの個人で行けた。

途中で会った人など周りの助けはかなりあったが。。。

感謝。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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